福山市議会議員 田口ゆうじ コミュニティマーブル

関わる全ての人を幸せにしたいが私の理念です。多くの人が関わり合って助け合いながら共同で街をつくっています。街づくりを通じて幸せを感じれる人生を築ければこれほど素敵な事はないです。皆さんと楽しみながらいい街をつくりたいと思ってます。そんな考えの私が街に関する事、面白い取り組みなどを発信していくブログです。どうぞよろしくお願いいたします。

【人口減少について考える】転出超過は行政施策のある意味評価となる

皆さんこんにちは

運ぶをあきらめない!

訊くをあきらめない!

叶えるをあきらめない!

 

あきらめの悪い男

田口ゆうじです

 

 

昨日は貴重なお話を聞く機会をいただきました

 

人口減少についての話を

ベテラン議員の視点からと

観光行政の視点からのお話を聞かせていただきました。

 

 

結論

「転出超過になっている」ことは

「住みたいまちになっていない」ことだ

 

それを実現するためには

物や建物(いわゆるハコモノ)に投資をするのではなく

人に投資をしないといけない

人に投資をしているまちは人が増えている

 

 

 

 

 

まちから子ども会がなくなっている

 

今、どこのまちでも子ども会がなくなっている

私も詳しく内情を知っているわけではないのですが

色々な話を聞くかぎり

子どもは子供会に入りたくても

・親が役を受けたくないから子ども会に入らない

 

・子ども会に入ってなくても別に困らない

(同じような理由で自治会加入率も減っている)

 

 

他にもいろいろなことが考えられると思いますが

実際に子ども会の運営に関わっていないので

その辺は憶測でしか考えられません

 

ぜひ、関わっていらっしゃる方のご意見も聞かせてください

 

そんな感じで、子ども主体の組織が

家族主体になっていく中で

必要とされなくなってきているのかもしれません

 

確かに、子ども会の活動のために

休日がつぶれて家族との唯一の時間が奪われるのが

いやだといった考えはあると思います

 

現在の子ども会が運営出来ているのは

家族との時間を犠牲にして

地域のために頑張ってくださっている方に

支えられているおかげではないかと思われます

違っていたらすみません

 

今まで運営されていた子ども会のスタイルは

現在の社会で必要とされていないのかもしれません

しかし、子どもたちにいろいろな経験をさせてあげたい

地域の子どもたちは地域で育てる

子どもは町の宝

など普遍的な考えも大切にしていきたいです

 

なので、現在の子ども会の形を

今の時代に合った形に変える必要があるのではないかと思います。

 

 

今の時代に合った子ども会

 

現在子育ての環境の中で

核家族化も当たり前になり

生活費は3世代同居の家に比べ、当然多くかかります

なので生活するために共働きも当たり前のように行われています。

 

生活のために仕事をしているので

仕事中心の生活スタイルになっている

なので、仕事が忙しいから地域活動には関われません

といったこともよく言われています。

 

それは

地域活動=時間の取られるもの

になっているからではないでしょうか?

 

しかしそれが

地域活動=時間をつくってくれるもの

だったらどうですかね?

 

投資の考え方の中でも

時間はお金に換えられない価値がある

時間をつくるために、家政婦、雇用など

お金を払って、自分の仕事をやってもらいますよね

でもお金持ちじゃないと家政婦に頼んだり

いろんなサービスにお願いすることはなかなかできないです

しかし、地域で分担して出来る人が出来ることをやるといった

協働のまちが出来れば

理想的ではないですか?

 

 

共同の社会はどうですか?

 

現実的かどうかは検証してみないとわかりませんが

 

先ほど書いたように

現在の子育て世代は、生活をするために共働きをしています

親と同居していれば、子供はおばあちゃんが見てくれると

頼れる人がいますが

核家族化で身近に頼める人がいない場合は

放課後児童クラブとか、何かの施設に預かってもらうしかないと思います

 

どうにもならない場合は仕事を生活に合わせた仕事に変えるしかありません

 

そこを

地域で子どもたちの面倒をまとめて見てくれる組織が

子ども会で

運営は、色々な経験をされている地域の年配の方が行い

婦人会のメンバーが子ども食堂のような形で食事までさせてくれている

なんて会だったら

入会したい人が増えると思いませんか?

 

地域の方の支えがあるおかげで生活が出来るとなれば

自分の出来るときには恩返しをしたいと思うようになり

自治会活動や、町内行事などの参加率も上がり

みんなで支えあうコミュニティーになっていくと思いませんか?

 

年配のベテランの方も

大変だとは思いますが

地域の未来を支える子ども達の育成に関われることに

喜びを感じるのではないでしょうか?

 

親はお金を出してサービスを受けるからやってもらって当たり前ではなく

地域の方の支えの中で生かされていることに感謝をする

お互い困ったことは助け合って生きる社会に

これからは変わっていかないと

本当の意味での

持続可能な地域コミュニティは実現しないと

私は考えています。

 

無理かどうかはやってみないとわかりません

 

どこかでモデル地域をつくりたい

 

どこかモデル地域になってくれるところはないでしょうか?

松永地域を中心に活動している私としては

出来れば松永地域9町の中だと私は動きやすいです。

全力でサポートします。

 

子育て世帯の課題

自治会などの地域活動の課題

自主防災組織

消防団

体育会

など様々な団体が同じような課題を抱えています

 

関わってくれる人が少なくなってきている

 

この同じような課題の解決策の一つとしてどうでしょうか?

 

 

観光に力を入れても人口増加にはつながらない

観光に長く関わってこられたベテランの方から

今回のコロナ禍で気付かされたことを聞かせていただきました

 

「観光を盛り上げるためにイベント等色々やってきた、関係人口が増えることで転入や定住につながると思っていたが、観光やイベントでは人口増に繋がらない」

 

観光を盛り上げることで、県外からの旅行者、インバウンドなど

賑わいは生み出されるが

だから住みたいにはつながらない

結果、人口の増加にはなっていない

しかも、観光資源の魅力をあげて県外から人を呼び込むことで

一時的に人の集まる場所は提供できるが

住んでくれる人が増えるまちは

普段の生活のサポートがどこまできめ細かく行き届いているかということが

大きいのではないかとお話を聞いていて感じました。

 

人に投資している町は人が増える

 

人にしっかりお金を使って人を育てる施策を行わないと

その町に住みたいと思えるような魅力的なまちにはならない

 

建物、道路、など建造物は変化もわかりやすいが

それが地域の人の誇りに思えるものなのか?

その事業をやることでみんなの想いが一つになれているのか?

 

人に投資をするまち

人材を育てるまちは

人材育成に投資が出来る

企業も一緒である

 

設備投資も大事な要素だが

設備をどのように活用して生産性を高めるのかを考える

人材がいないと、ただの鉄の塊である

 

考える人を生み出す仕組みづくりが

まちの活性化につながる

見えにくいけど一番大事なこと

 

ここを見ながら政策を立案していかないと

成果が表れることはない

 

 

ここでいう成果は

 

転入超過

人口増加

 

 

日本で一番住みたいまちになれるかどうか

 

これを決めるのは

市民なので

市民の声をしっかり政策に

反映させているかどうかが

市民の想いの詰まったまちづくりに

つながるし

市民が幸せを感じるまちづくりに

つながると思ってます

 

参考にしたいまち

昨日のお話で出てきた人口増加につながっている町を今後勉強していきたいと思います

 

兵庫県の明石市

 

ホーム/明石市子育て応援ナビ

 

北海道にある東川町

 

写真の町 北海道上川郡東川町

 

の椅子 | 写真の町 北海道上川郡東川町

 

 

「君の椅子」プロジェクト

 

 

 

その他にも面白い取り組みをしている町をいろいろ知っておられたので

今後とも教えてもらい

実際に自分の目で確かめてきたいと思いました。

 

明石市は近いので

視察に行きたいと思いました

 

今後もしっかり勉強したことを配信していきたいとおもいます