パネルディスカッション
コーディネーター 中央大学法学部 宮本太郎教授
パネリスト 高岡病院児童精神科医 三木崇弘
NPO法人日本栄養パトネット 奥村圭子理事長
長野県茅野市 今井敦市長
大阪府泉大津市 南出賢一市長
栄養パトロール 奥村理事長
https://www.dietitian.or.jp/features/toprunner/20200302-01.html
健康問題への関心は高まっている。
健康に関しては元々関心を持っているテーマだった。
健康施策がど真ん中にきていることはあまりなかった。
コロナ禍で健康問題への関心は上がってきた。
各自治体によって取り組みの幅が広い。
未病 泉大津市が取り組んでいる。
限られた資源にうまく繋げていけるか?
定義
健康か病気の
健康と障がい
65歳はゴールではない、ターニングポイントと言われる。
健康の再定義とターゲットの拡張
どこで市民の健康と接していくのか?
食べる
市民のもっとも関心ごとから入っていく。
イングランド
薬の処方箋だけではなくて
場の処方箋を出すことが義務付けられた
社会的処方箋
病気をどこで治していくのか
病院だけではなく社会の活躍の場で関わることで健康になっていく。
良質な健康施策は市民を巻き込んでなんぼ
その中でICTを活用していく。
限られた医療資源の中で
非常に日本の医療はレベルが高い。
高価な機械などがまちの中にたくさんある
これらをどのように連携していくことが重要
三木
児童精神科
発達障がい
こんな子供を見てます。
11歳男の子 ゲーム依存症
心のコントロールを指導する。
家に帰ると1ヶ月ぐらいで元に戻る。
家で管理をしていく。
母親に課題があるのか?
家でDV 子供の時代
15歳 女子 死にたいという子が増えている。
親からかけられる言葉がひどい
本人の発達特性
周りとのあわなさ
課題環境
虐待の連鎖
なぜ子どもを選んだのか
未来の大人
まちの構成員
未来の健全な市民をつくるためにどうすればいいか?
まちに貢献してもらうには本人が健全でなければいけない。
自分の身を削って他者にすることは不健全
身体の健全は担保された。
身体面から心理社会面に移っている。
援助希求能力
自分を認める能力を持ってもらいたい。
居場所がない
自己肯定感を持ちにくい環境の中で育つ
ここにいたら安全だと思ってもらえる大人がいる環境が必要
肯定感が大事。
安心して暮らせるまち
許される環境
自分が関わってる子供が幸せなら
自分も幸せを感じる。
弱ってるお母さん、困ってるお母さんに探させると支援につながりにいく。
子供が元気になるまちづくり
奥村理事長
食を切り口にして
健康に関わる
栄養パトロールという
三重県津市などで実験的にスタートした。
アンケートを配って
管理栄養士が回収に行く。
健康不明者といった考え方が9年前にはなかった。
75歳以上の医療を使っていない。
遠隔地で出来るように開発していった。
ハイリスク者に
あなたの健康をどうやって勝ち取りたいですか?
と投げかける。
災害支援でも大きく役立つ。
3つのポイント
それぞれに合ったカスタマイズの支援
既存の社会資源の再開発をデータを用いて行う。
愛知県日進市の事例
食べられない人の把握
生活困窮、虐待など
医師会との連携
管理栄養士は医師の指示で動くので連携しやすい。
山梨県山梨市
重曹的支援
0歳〜無くなるまで
支援の必要な人をつなげる
アウトリーチ
食べられない原因
包括支援センター、子育て支援センターなど
家庭の問題が深く入り込んでいる。
大人になると生活習慣病につながる。
すでにある社会資源を活用して、資源の再開発
出かけるきっかけをつくる。
楽しいイベントを設ける。
多くの自治体で行われている取り組みの視点を変えて利用促進を増やす。
地域のお困りごとを支援しながら望まれるサポートをする。
茅野市 ちのし
今井市長
デジタルの技術を使って取り組み
諏訪中央病院と一緒に取り組んでいる。
H8年
福祉を作る会を作って
福祉21ビジネスプランをつくった。
そのベースがあった。
若者に選ばれるまちを目指した。
マンパワーをどうやって維持するか?
DXに取り組む
国のスーパーシティ構想に取り組む
高齢の方対象にポケットエコー
見える化
外科診療はお医者さんが少ないところは問題
システム導入
診療だけでなく治療もできる。
つくば市でやっているものを持ってきてやっている。
母子家庭
ワンIDで確認できる。
都市OS
全てが使えるようにしていく。
職員の業務負担の軽減にもつながっている。
広域連携が重要
社会インフラ
循環型社会バスをやめて
通勤通学型バスを走らす。
評価委員会を立ち上げて評価する
南出市長
ベイエリアのまち
健康思考のまち
国際ハブ都市
アビリティタウン構想
未病院予防のまちづくり
医療技術は進歩しているのに福祉費用が上がっている。
お金がないとできない
健康推進条例
4つ
新型コロナワクチン接種後健康被害
説明
食育の
医食
オーガニック給食を目指して
産む前からサポートしている
お米をプレゼント
農産地を支えながら
おでかけ保健室
見えるかを進めている。
足指プロジェクト
あしゆびモニター
ダンスが盛り上がっている。
議論
今井市長
地域医療
デジタルの活用を進めている。
三木先生
地域のと連携する難しさ
元々コミュニケーションが取れているところがデジタル化も進めやすい。
自治体の規模や医師会との稼働率なども重要
病院勤務と開業医との構造の違いなどもある。
忌憚なく意見を聞いて課題を洗い出す。
中央病院の組合員に市長もなっている。
相談で使われる人が圧倒的に多い
まちづくりが上手くできていないと機能する状態がつくれない。
悪い例は
子供達が自然に不健全な場所に行く。
合う合わない
本人のコミュニケーションで決まっていく。
各担当者が生真面目すぎない
相手を受け入れる姿勢が大事
真っ当な大人を育てていくことが大事
斜めの関係ができる状態が大切
医食同源
病気が増えている原因が増えている。
いいものが入っていく情報と環境をつくる。
食育に対する関心があがっている。
体験から食べるところの出口までやる
キンメ米
玄米と同じ栄養素のあるお米
自治体で予算を割くのは難しい
国の支援などを上手く活用していく。
事業計画を構築して予算を組んでいく。
重曹的体制包括支援を上手く活用してやってる
805010問題
孫がヤングケアラー
貧困問題、家族の問題が関わりながら見えてくる。
訪問することで包括的な課題が見えてくる。
声なき声を聞く
データ分析をしている。
担当部署もどのように対応していいかわからなかった事もわかる。
良質な健康は市民を巻き込む
常に学びの場として考える。
学びの場とリアルの場が大切
みんなの居場所づくりで多世代でつくる。
栄養パトロールなどに入ってもらう。
子ども食堂は高齢者がいってる。
介護予防の事業ができる。
子供のためなら誰が何をやってもいい。
変えていくことに対して大きな抵抗がある。
事象に対して対処していくそれぞれのステージに合わせて考える
出かけるきっかけをつくる事も大切。
学びの場を作って基盤をつくる。