本日は今津を愛する歴史の会3度目の参加をさせていただきました。
前回は高諸神社の歴史と貴重な資料を見ながら神社内の色々なところを河本先生に教えてもらいましたが、今回も散策シリーズで今津にある古墳を戸田先生に説明していただきました。
事前準備で草刈りもしっかりしていただいてたみたいでとても見ごたえのある散策でした。
今津墓苑からスタート
今津墓苑自体に初めて行きました。
いつも高速道路にのるときに見えていた墓苑です。
墓苑の中にも古墳があるとのことでそちらは危なくて中には入れないみたいですが、外から見させていただきました。
今津墓苑
駐車場についてから戸田先生に丁寧に説明をしていただきました。
はじめは山の中に入っていき足元の悪い中古墳に向けて歩いていきました。
鳥越3号古墳
東村のまちづくりで看板を設置していましたが、鳥越3号古墳を見学させていただきました。
しっかり玄室が残っており、奥の方にも一枚岩が2枚確認できました
しっかりしたつくりの古墳でした。
古墳をつくるときは下から石を積んで土をかけて土台をつくって石を積み上げていき最後に土を掘り出して完成させるみたいです。
昔なので大きな石を吊ったりは出来ないのでそのようなやり方で時間をかけて積んでいったとのことでした。
石の積み方で時代がわかるみたいでした。
馬場向第2古墳
次に行ったのがあまり離れていない場所にあった馬場向第2古墳でした
綺麗な形で残っていて入口が狭いので中には入れませんが、奥の方に1枚岩があり、かなりきれいな状態で残っている貴重な古墳だといわれていました。
戸田古墳
車で少し移動して戸田古墳を見に行きました。
先ほどの今津墓苑が見える位置にある戸田古墳、かなりの大きさで戸田先生曰く相当財を持った人が眠っていたのだろうとのことでした。
残念なことに中に焚火の跡があり、玄室の上がすすがついている状態でした
しかし、古墳はかなりきれいな状態で確認できました
長波古墳
最後は長波古墳に行きました
前から長波にはよく来ていたので長波古墳の看板はよく見ていましたが、実際に行ったのは初めてでした
松永地域周辺では一番古い古墳だそうです
石の積み方が古いやり方の乱石積みになっているそうです
乱石積み→割り石積み→切り石積みとなっているそうです
大体、この辺の古墳は割り石積みになっているそうです
駅家町の割り石積みの二子塚古墳はかなり有名です。
色々説明を聞きながら、今津にこんな立派な古墳があることを今まで知りませんでしたが、とても勉強になり、古代のロマンを感じました。