福山市議会議員 田口ゆうじ コミュニティマーブル

関わる全ての人を幸せにしたいが私の理念です。多くの人が関わり合って助け合いながら共同で街をつくっています。街づくりを通じて幸せを感じれる人生を築ければこれほど素敵な事はないです。皆さんと楽しみながらいい街をつくりたいと思ってます。そんな考えの私が街に関する事、面白い取り組みなどを発信していくブログです。どうぞよろしくお願いいたします。

【福山市水道事業について】上下水道を理解する

 

「これからの地方自治の教科書」にも書かれている

日常の暮らしを支える公共サービスの中で、

上水、下水の事が書かれております。

 

上水は私たちの生活にはなくてはならない公共サービスの一つです。

 

以前、災害の時に、尾道、三原の水源である県のダムが決壊してからか、断水状態になったことがありました。

 

水がない状態は現在の生活は機能しなくなることを身近に感じることが出来ました。

松永は尾道のとなりなので、尾道の方が、松永の機織南公園に水を汲みに来ていて、行列が出来ていました。

知り合いが松永にいる方は、ペットボトルに水を汲みに来ていました。

 

まず、水が止まって一番困るのは、トイレです。

今のトイレは水洗タイプで、昔のぽっとん便所のところはほとんどないと思いますが、この水洗トイレは、当然水がないと流れてくれません。

昨日ちょうど、うちのトイレも修理をしてもらったのですが、大便を流すのに必要な水量は4.8Lだそうです。

最新の水洗トイレは排水管近くにエアで送る機能がついて3.8L で流せるトイレも発売されているみたいですが、一般的には4.8L  は必要だということでした。

 

尾道では、この災害後、自宅に井戸を掘るお宅が増えたと話を聞きました。

ボーリングをやっている方が引き合いが増えたといっていました。

 

井戸水を掘り出すためには、大体、20mほど掘削するみたいです。

 

1万/mぐらいで考えると20万ほどの費用だということになるでしょう。

 

こんな感じで、普段は当たり前に使えている水ですが、水が使える状態は当たり前ではないことを理解して、感謝して使いたいものです。

 

上下水道事業者について

 

上下水道会計の内容を整理する

 

 

福山市の現状を伝える(水量の使用料)

水源 八田原ダム、三川ダム、県用水 

使用水量 83,814,282㎥/年  金額 26億4669万9千円

 

施設の数
水道事業

出原浄水場   8,985,091 ㎥/年  伏流水

中津原浄水場  23,035,321 ㎥/年 三川ダム、八田原ダム

千田浄水場   13,939,068 ㎥/年 (中津原取水堰)

福田浄水場   1,554,239 ㎥/年  地下水

☆熊野浄水場  256,398 ㎥/年 

芋原浄水場   14,107 ㎥/年   表流水

山野浄水場   53,870 ㎥/年   地下水

 

☆熊野浄水場は令和3年3月31日廃止

 

機織・高西 受水 県用水

内海、沼隈 受水 県用水

 

 

工業用水事業

中津原浄水場 60,754,891  ㎥/年

箕島浄水場  23,763,914 ㎥/年

 

雨水排水ポンプ設置状況

48か所

松永地域

松永ポンプ場 6台 揚水量計 700㎥/min 

       口径 1200mm 3台 800mm 1台 300mm 2台

松永神島貯留施設 1台 揚水量計 4.8㎥/min 口径 200mm

柳津ポンプ場 4台  揚水量計 364㎥/min

       口径 1100mm 2台 300mm 1台 125mm 1台

機織ポンプ場 3台  揚水量計 432㎥/min

       口径 1350mm 2台 500mm 1台 

相生ポンプ場 2台  揚水量計 54㎥/min 口径 1300mm 2台 

 

 

下水道の事

河川、井戸水、湖沼、海の汚染の主な原因としては下水道と下水道処理場の不備があげられます。

下水の整備には膨大な経費がかかります。

下水道を整備するには標高差を考えながら、下流から上流へと建設工事を進めていかなければなりません。

下水の本管が通り、処理場が出来ていても、各家庭で応分の負担をして本管につなぐ枝管布設を承諾しなければ家庭雑排水の垂れ流しが続けられます。

 

浄化センターの処理量

芦田川浄化センター 39,088  千㎥/年

松永浄化センター  2,447  千㎥/年