福山での子育て支援サービス「ネウボラ」通称「あのね」(あなたのネウボラの略)は2017年(平成29年)に子ども・子育て家庭に対する支援施策全般を総合的に展開することを目的にスタートしました。
妊娠・出産・子育てに関して切れ目のない支援に取組んでおります。
ネウボラとはフィンランドの言葉で「アドバイスの場」を意味してます
フィンランドでは100年の歴史があります。
フィンランドでの始まりは、乳幼児や周産期妊婦の死亡率が高かった1920年頃に小児科医や看護師らが始めたのがきっかけで、44年に法制化されたそうです。
妊婦健診から助産師まですべてネウボラを通さないと進めない環境をつくっているとの事です。
ネウボラの目的は、家族の健康と福祉を促進することです。
近年の国の施策の動向
幼児教育・保育の無償化
幼児教育・保育の無償化が2019年(令和元年)10月1日から実施されました。
幼児教育・保育の無償化は、生涯にわたる人格形成の基礎を培う幼児教育の重要性を踏まえ、子育て家庭の経済的負担の軽減を図る
新・放課後子ども総合プラン
2018年(平成30年)9月に放課後児童クラブの待機児童解消、放課後児童クラブと放課後子ども教室の一体的な実施の推進などによる、小学校に在籍しているすべての児童の居場所の確保を図ることなどを内容とした「新・放課後子ども総合プラン」がまとめられた。
新プランでは「小1の壁」「待機児童」を解消するとともに、すべての児童が放課後を安心安全に過ごすことが出来るように、放課後児童クラブなどの計画的な整備を進めることとされている
児童虐待防止策
2016年(平成28年)に児童福祉法が改正され、市町村は、基礎的な地方公共団体として、身近な場所で児童や保護者を継続的に支援し、児童虐待などの発生予防などを図ることとされました。また、支援体制の一層の充実を図るため、実情の把握、情報提供、相談、指導、関係機関との連絡調整などの支援を一体的に提供する拠点(子ども家庭総合支援拠点)の整備に努めることとされ、2018年(平成30年)12月に策定された「児童虐待防止対策体制総合強化プラン」において、2022年度までに全市町村に拠点を設置するという目標が示されました。
さらに2019年(令和元年)6月には児童福祉法が一部改正され、親権者などによる体罰の禁止が明確化されたほか、関係機関間の連携強化などが盛り込まれました。
全ての児童が健全に育成されるように、児童虐待防止対策の更なる強化などを図ることが求められます。
福山市ネウボラ事業計画
これまでの取組や達成状況やニーズの変化などを踏まえて子ども・子育て家庭に対する支援施策や提供体制の整備に関する方向性について定めた計画です
今後は本計画を基に子育てにやさしいまちづくりを進めて行きます
計画の法的根拠
本計画は子ども・子育て支援法第61条第一項に基づく「市長村子ども・子育て支援事業計画」
https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=424AC0000000065#V
次世代育成支援対策推進法第8条に基づく「市町村行動計画」
https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=415AC0000000120
子ども貧困対策推進に関する法律第9条
https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=425AC1000000064
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仲間づくり・子育て相談
就学前児童と保護者を対象に子育てサークルや遊びの場の提供、子育てに関する相談や情報提供をしています。
保育所、幼稚園などに子どもを預けている割合は
2歳児で50%
福山ネウボラの相談窓口「あのね」
あなたの子育てを応援します
子育てがしんどくなる前に相談に来てください
あなたの抱えている悩みや、家庭事情など誰に相談していいかわからない問題も一人で抱えないで相談窓口にお越しください
「あのね」には保健師、看護師、保育士と連携しております。
福山市HP
http://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/site/kosodate/7682.html