福山市西部清掃工場を見学させていただきました。
2024年次期ゴミ処理施設が稼働開始された後この西部清掃工場は使われなくなる予定となっております。
S55年式のタクマ製全連続燃焼式の炉が2機本当に長い間西部地区の焼却ゴミを処理し続けてくれました。
処理能力は150t/24h 年間26957t処理をしている工場です。
2019年実績で2754t/年 処理をしておりました。
環境施設課が管理を行っております。
2024年以降のこの場所の活用などの検討はこれからでしょうがどんな感じなのか見ときたくて見学させて頂きました。
ご対応いただきましたタクマテクノス三田所長(サンダさん)松井所長代理ありがとうございました。
まず清掃工場で1番目立つのはなんといっても100mあるこの煙突です。
周辺の森林所有者へ配慮をして周りの山よりも高く煙突を伸ばしたそうです。
なかなかこの高さは珍しいと言われてました。
ごみの搬入口で計量を行います
計量が済んだパッカー車がこちらの投入口からごみを投入します。
投入されたごみをクレーンで攪拌します。
ごみが溜まっているヤードからクレーンで焼却炉に投入していきます。
このごみのピットの深さ、幅は約3日分のごみを貯められるとのことですが、最新の焼却炉では1週間分は貯められる深さ、幅を確保しているとのことでした。
古い施設なので当時の考えとしては3日が一般的だったそうです。
工場裏には、以前工場が建っていた敷地が広がっていました。
その奥には車両を洗車する洗車スペースと汚泥を分離する装置がありました
資源ごみの分別したものを保管する倉庫です
洗車機から工場を眺めた写真
灰を処理するスペース
工場の裏はH30年7月豪雨の被災した場所がありました。
以前は油を保管する倉庫が建っていたとのことでした
ごみを投入するクレーン操縦室
ここからごみを貯めているピットの中を見ながら攪拌して炉の中に投入する作業を行っております。
炉の投入口