地元の福山大学の大学院生の学生さんがめちゃくちゃ難易度の高い一級建築士に合格されました!!
素晴らしい!!
地元福山の未来を担う若い方の活躍を期待しております。
福山大学HP
https://www.fukuyama-u.ac.jp/blog/44472/
一級建築士の仕事内容とは?
一級建築士に限らず、建築士の主な仕事内容は「設計」と「工事監理」です。二級建築士や木造建築士は、建築物の構造、高さ、延べ面積などで対応できる範囲が制限されていますが、一級建築士の場合、制限がありません。
▼一級建築士にしか扱えない建築物(例)
・延べ面積が500㎡を超える一部の木造建築物 (学校、病院、劇場、映画館、観覧場、公会堂、集会場、百貨店など)
・延べ面積が300㎡を超え、高さ13mまたは軒高9mを超える、以下の構造の建築物 (鉄筋コンクリート造、鉄骨造、石造、れん瓦造、コンクリートブロック造、無筋コンクリート造)
一級建築士が設計・工事監理できる建築物には制限がありませんが、二級建築士や木造建築士には制限があります。
例えば、鉄筋コンクリート造や鉄骨造で、かつ延べ面積が300㎡を超える建築物の設計・工事監理は、二級建築士や木造建築士には認められていない業務範囲です。
二級建築士・木造建築士と一級建築士の違いをひと言で表せば、「大規模な建築物を取り扱えるかどうか」と言えるでしょう。業務範囲が大きく広がるぶん、一級建築士には豊富な経験や知識、高度なスキルが求められます。
一級建築士として構造設計の業務に5年以上従事すると、構造設計一級建築士の受験資格が得られます。同様に、一級建築士として設備設計の業務に5年以上従事すると設備設計一級建築士を受験することができるようになります。構造設計一級建築士と設備設計一級建築士は、それぞれ建築物の構造設計と設備設計のプロフェッショナルです。これらの資格を取得すれば、建築士としてさらに専門性の高い仕事に携わることができます。
一級建築士の難易度は周知の通り非常に高く、合格率は1割程度です。一級建築士の受験者の中には二級建築士資格を取得している人や、実務経験が豊富な人も含まれています。
それでこの合格率なので、難関資格の一つと言われるだけあります。
ちなみに、二級建築士の合格率は例年2割程度です。