福山市議会議員 田口ゆうじ コミュニティマーブル

関わる全ての人を幸せにしたいが私の理念です。多くの人が関わり合って助け合いながら共同で街をつくっています。街づくりを通じて幸せを感じれる人生を築ければこれほど素敵な事はないです。皆さんと楽しみながらいい街をつくりたいと思ってます。そんな考えの私が街に関する事、面白い取り組みなどを発信していくブログです。どうぞよろしくお願いいたします。

【備後畳表】備後畳表の魅力を‼️

熊野、本郷で藺草づくりから、中継ぎの機械も修理して備後畳表の伝統中継ぎを継承するために幅広く活動されている、福山大学工学部建築学科 佐藤圭一教授の講演会が西部市民センターで行われます。

 

ぜひとも、備後畳表の魅力を感じていただきたいと思います。

 

 

 

 

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びんご畳表は,表皮が厚く,粒揃,光沢がある上,青味を帯びた銀白色の美しい藺草(いぐさ)を厳選して使用した高級な畳表として,全国的に名声を博しており「備後表(びんごおもて)」の名称で広く愛用されています。
南北朝時代(1347年頃)の公家中原師守の書いた日記「師守記」の中で『父の供養の為,備後筵(むしろ)をお布施した』との記載があり,この頃から既に畳表が栽培・製織されていたことが伺えます。
その後,1532~1557年では南部の山南(さんな)村で藺草を栽培し,引通表を製織した記録が残っており,ここで藺草の産地としての基盤が確立したものと考えられています。
福山藩では,藩政時代を通じて実施された公用表の検収制度は,明治以降も検査制度として引き継がれ,組合を設立して畳表に証糸を織り込むなど,品質保証に努めた結果,2007年度には内閣総理大臣賞も受賞,京都御所の迎賓館にも送られました。