皆さまこんにちは
運ぶをあきらめない!
訊くをあきらめない!
叶えるをあきらめない!
あきらめの悪い男
田口ゆうじです。
林業の技術を習得するための1つとして
アーボリストの基礎を学びに
鹿児島県出水市に行ってきました。
ロープを使った
クライミング技術で
樹護士は林業の盛んな海外では
結構認知されているみたいです。
この技術は高所作業者が入らない狭い場所や
山の奥のほうなどでの
木の枝打ち作業などを安全に行うための技術です。
林業というよりも
どちらかというと庭師の仕事に近いものです
伐採作業は出来れば木の上に上がらずに下で伐採するのが一番理想的です
去年林業の復活を掲げて色々調べている中で
同友会で知り合ったロープ技術を使った橋梁のメンテナンスをしている
㈱ソーテックスコーポレーションの小野社長のお話を聞かせていただき
橋梁用のロープ技術と林業で使うロープ技術は違うことを教えていただきました
www.social-trust-existence.com
その中で、このアーボリストの事と、この技術を福山で持っている
ヒポポタマス・ツリーケア・サービスの佐藤万太郎さんを紹介していただきました
このお二人にお会いして、私も若いうちにこのロープ技術を習得しておきたいと
思っておりました
その思いが今年の1月5日からの3日間の講習で
実現出来ました
まだ、基礎を覚えたばかりですが
この度の講習はかなり濃厚な内容を詰め込んでいただきました
丁度、オミクロン株でまん延防止が言われる前の話なので
我ながらとても運がいいと思いました。
ベーシックアーボリストトレーニング(BATー1)2日間 (BAT-2)1日間
世界で現在47カ国以上に2万人を超える有資格者がいるISA(International Society of Arboriculture)では世界中の木に関するデータを集めており
危険な木に関わる作業の中で
最新の情報で最善の作業が出来るように
ベストプラクティスをまとめて講習しています。
とにかく安全に作業をするためのノウハウが詰め込まれている
講習でした
車の免許と一緒で
一番危ないのは作業に慣れてきだしてから
基本から離れてしまった時に
たいがいは事故が起こっているということです。
初日は基本的なロープの結び方から
木の高いところにロープをかけるためのスローラインの取り扱い方と
実習を行いました
あまりの結び方のテクニックが多すぎて
ついていけずに自信を無くしましたが
ホテルに帰っても何度も練習をしました
この3日間でマスターしないと
帰ってからなかなか実演は出来ないので
練習を自主練するためにも
基礎の事をなんとか覚えなければ!!といった思いで一杯でした
参加者の中では、若手の現場をバリバリやられている職人さんも
参加していて
どんどん作業を覚えていくので更に焦りました
私は昼飯も食べないので
休憩中もひたすらスローラインの投げる練習と
むずび方の練習
システムセットの練習などを行いました
最終日には何とか皆さんと同じように出来るようになり
参加者のメンバーとも和気あいあいと会話が出来て
とても楽しかったです
中坪トレーナーの教え方もとてもうまくて
サポートの中谷さん、内田さんも丁寧に教えてくださり
とても楽しい3日間でした。
ここで習得した技術を実践で使う日が来る時があるかもしれないので
それまでにしっかり修練していきたいと思います。
練習などをした時にはまたレポートを載せたいと思います