今年から1〜3年生を2クラス設けてイエナプラン教育が実証的に始まりました。
2022年度からはすべてのクラスを改装する予定になってます。
誠友会の先輩議員、岡崎先生のお誘いで常石小学校のイエナプラン教育の現場を見に行くことが出来ました。貴重な学びの場を与えて頂きとても感謝しております。
社会の縮小教育、異年齢の児童が一緒に学び、教え合う教育のやり方です。
ドイツで始まりオランダで広まった教育手法
異年齢で20人弱一クラス(1~3年)(4~6年)に大きく分かれる
のびのびとしたオープンスペースで自然に学びあう、年長者が下の子に教える。
年長者が先生に教えてもらっている事を、下の子も耳を傾けて聞いたりする場面もあるとの事でした。
先生は一クラスに1人いますが、教師というよりはグループリーダー(ファシリテータ―)のような立ち位置で接する。先生が一方的に教えすぎない。
会社に例えると、社長が社員に指示を出し過ぎずに大枠のテーマを与えたら社員同士で考えさせる(見守る)ことによって自主的な取組になっていくみたいな感じだと思いました。社員が意見を出しやすい雰囲気を作ることによってその仕事が「やらされている」から「皆で取り組む」状態になり、非常に効率的な作業をそれぞれが考えるようになるいわゆるボトムアップ方式(トップダウンではない)になる。
それの教育版だと感じました。
日本の公立小学校では全国初の取組で多くの方に関心を持ってもらっているそうです。
私立では長野県の大日向小学校しかありません。
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特徴は今までのスクール方式の机の配置ではなく、円形にみんなが向き合って座る配置が基本で自由に場所を移動できるみたいです。
私が会社に取り入れようとしていたオフサイトミーティングに似ているなと感じました
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はじめての取組で手探りの面もありますが、甲斐校長先生が言われるには、福山市全体で今は個性や自立性を引きだす教育に変わって行っているので、イエナプランの導入もそんなに抵抗があるようには感じないとの事でした。
イエナプラン教育の4つの基本活動は
対話(サークル対話)
遊び
仕事(ブロックアワー)1週間の学習計画を子供が立てて自分で学び続ける力をつける
仕事(ワールドオリエンテーション)生きた本物の体験から学びあう(ものづくりや野菜などを育てるなど)
催し
2022年のスタート時にどのような形になっているのかが楽しみです。
これからも関心をもって関わっていきたいと思いました。