福山市議会議員 田口ゆうじ コミュニティマーブル

関わる全ての人を幸せにしたいが私の理念です。多くの人が関わり合って助け合いながら共同で街をつくっています。街づくりを通じて幸せを感じれる人生を築ければこれほど素敵な事はないです。皆さんと楽しみながらいい街をつくりたいと思ってます。そんな考えの私が街に関する事、面白い取り組みなどを発信していくブログです。どうぞよろしくお願いいたします。

【教育】イエナプランの特徴 

イエナプラン教育の特徴は何といっても主体性を大切にし、対話による自己と他者とを意識した社会の縮図を学校内で自然に行っている

 

異年齢とグループを共にし、年齢や性格が異なる人がいればいるほど、おおいに刺激し合って成長する。

 

誤解やすれ違い、喧嘩も起きるかもしれませんが、そうした経験から自分とは何か、他者はどのように考えているのか?どうすればより良い人間関係が構築できるかを実体験の中で学んでいきます。

一律に押さえつけるのでなく、流れに無理やり入れるのではなく、のびのびと学習することで自主性を発揮する

 

私はこの本でイエナプラン教育を勉強してます

 

www.yujitaguchi.info

 

 

 

8つのミニマム

1、インクルーシブな思考に向けた教育

2、学校の現実の人間化と民主化

3、対話

4、教育の人類学化

5、ホンモノ性

6、自由

7、批判的思考に向けた養育

8、創造性

 

20の原則

人間について 1~5

社会について 6~10

上記二つを実現するための教育

学校について 11~20

 

人間について

1、どんな人も、世界にたった一人しかいない人です。

2、どの人も自分らしく成長していく権利を持っています。

3、どの人もその人としかない特別な関係、他の人々との関係、自然や文化について実際に感じたり触れたりすることのできる関係、また、触れたり感じたりは出来ないけども現実であると認めるもの

4、どの人も、いつもその人だけの独特のひとまとまりの人格を持った人間として受け入れられ、出来る限りそれに応じて待遇され話しかけられなければなりません

5、どの人も文化の担い手として、また、文化の改革者として受け入れられ、出来る限りそれに応じて待遇され話しかけられなければならない

 

社会について

6、わたしたちはみな、それぞれの人が持っている、かけがえのない価値を尊重し合う社会を作っていかなくてはならない

7、わたしたちはみな、それぞれの人が持っている固有の性質(アイデンティティ)を伸ばすための場やそのための刺激が与えられるような、社会を作っていかなければなりません

8、わたしたちはみな、公平と平和と建設性を高めるという立場から、人と人との違いやそれぞれの人が成長したり変化したりしていく事を受け入れる

9、わたしたちはみな、地球と世界とを大切にし、また、注意深く、守っていく社会を作っていかなければならない

10、わたしたちはみな、自然の恵みや文化の恵みを、未来に生きる人たちのために責任をもって使うような社会を作っていかなければなりません

 

学校について

11、学びの場とはそこにかかわっている人たち全てにとって独立した、しかも共同してい作る組織です。学びの場は社会から影響も受けますが、それと同時に社会にも影響を与えるものです。

12、学びの場で働く大人たちは、1から10までの原則を子供たちの学びの出発点として仕事をします

13、学びの場で教えられる教育内容は子供たちが実際に生きている暮らしの世界経験の世界とから、そしてまた人々と社会の発展にとって大切な手段であると考えられる、私たちが持っている大切な文化の恵みの中から引き出されます

14、学びの場では教育活動は、教育学的によく考えられた道具を用いて、教育学的によく考えられた環境を用意したうえで行います

15、学びの場では、教育活動は、対話、遊び、仕事、催しという4つの基本的な活動が交互にリズミカルに現れるという形で行います

16、学びの場では、子供たちがお互いに学びあったり助け合ったり出来るように年齢や発達の程度の違いがある子供たちを慎重に検討して組合せたグループを作ります

17、学びの場では、子供が一人でやれる学習と、グループリーダから指示したり指導したりする学習とがお互いに補い合うように交互に行われます

グループリーダが指示したり指導したりする学習は特にレベルの向上を目的としてます。一人で受けてやる学習も、グループリーダーから指示や指導を受けて行う学習でも、なによりも子供自身の学びへの意欲が重要な役割を果たします

18、学びの場では、学習の基本である、経験すること発見すること、探求することとともに、ワールドオリエンテーションという活動が中心的な位置をしめます

19、学びの場では子供の行動や成績に対して評価する時は、出来るだけそれぞれの子供の成長の過程がどうであるかといった観点からまた、それぞれの子供自身と話し合いをするといった形で行われます。

20、学びの場では、何かを変えたりより良いものにする、というのは常日頃からいつでも続けて行わなければならない事です。そのためには実際にやってみるという事とそれについてよく考えてみるということとをいつも交互に繰り返すといった態度をもっていなくてはなりません

 

 

6つのクオリティ

クオリティ特性1 経験の重視

クオリティ特性2 発達の重視

クオリティ特性3 協働

クオリティ特性4 世界に目を向けている

クオリティ特性5 批判的思考

クオリティ特性6 意味・意義のある学び