福山市議会議員 田口ゆうじ コミュニティマーブル

関わる全ての人を幸せにしたいが私の理念です。多くの人が関わり合って助け合いながら共同で街をつくっています。街づくりを通じて幸せを感じれる人生を築ければこれほど素敵な事はないです。皆さんと楽しみながらいい街をつくりたいと思ってます。そんな考えの私が街に関する事、面白い取り組みなどを発信していくブログです。どうぞよろしくお願いいたします。

【有害鳥獣対策】猟友会の現状

 2020年12月21日 猟友会の現状と有害鳥獣対策について福山東猟友会副会長、広島県鳥獣被害対策アドバイザーの小林努さんと井上さんにお話を聞かせていただきました。

 

福山市の現状

 

 例年1000頭以上捕獲しているのに被害額、出没件数、発見エリア数、いずれも高止まり 

 

課題

 

 

 捕獲に対して出生する個体が多くなっている状態が根本課題。併せて「人獣生活境界」(小林さんの造語)がかなり都市部に押し寄せてきていることも問題。f:id:yujitaguchi:20201224073612j:image  喫緊の課題は

 

狩猟者、特に捕獲班員の高齢化(中央捕獲班員平均年齢71.2歳)技術継承と活動維持ができるか。

 

被害現場においても耕作放棄地・空き家などの出没原因となる地点でいかに担い手を創出できるか。 

 

有効な防除と効率的な捕獲について

 

 捕獲者(猟友会・捕獲班員=いわゆるハンター)ができることは個体数調整が主な役割

人獣生活境界を居住区から離すことは地域の役割(環境整備や農地の囲い込み)が大きい 

 

行政の役割

 

 

 人材育成、情報・対策拠点機能、狩猟に係る規制緩和

ソフト面はハンターと地元との連携を促すモデレーター的存在(仲介、活性化役) 

 

お願い

 

 

 ①箱わなのえさやりと見回りをしてくださる担当者を今一度選定してください(ぬかを洗面器一杯にまく)

 

地域対策の基本は「囲い込み」です。被害地は囲いましょう。それでも入られたときはその場所を強化しましょう。イノシシが柵の弱点を教えてくれています

 

わな免許を取って捕獲に参加してくれる仲間を探しています。

免許試験から捕獲後の解体までご指導します

 

銃免許を取って市内各所での犬を使った銃猟に参加していただける仲間を探しています。

猟友会員の高齢化・固定化が限界に来ています

 

ジビエ料理を試してみてください。

備後ジビエ製作所(新市町1324-8 TEL0847-55-4141)で食材を売っています。

普通の豚肉でできる料理法で美味しく食べられます。 

 

 猟友会技術継承の壁

 

 

☆ 銃免許取得費用含め始まるまでにかかる費用がたかい!

猟銃所持のための受講内容(約8万円)

初心者猟銃等講習申請

射撃教習資格認定申請

射撃講習

所持許可申請

 

 狩猟免許のための講習(約3万)

初心者講習会 わな

初心者講習会 銃猟

狩猟免許試験 銃猟

狩猟免許試験 わな

 

第4級アマチュア無線技士 (約2万5千円)

 

猟銃者登録 (約5万)

 

その他に4輪駆動の軽トラや無線機、銃、などなど猟に出るまでに相当の費用が掛かる

 

 


 ☆試験が難しい!

 

 

取得後のランニングコストも年間20万程かかる

 狩猟自体が富裕層のレジャーの一環と思われているので、税金も結構かかるらしい