福山市議会議員 田口ゆうじ コミュニティマーブル

関わる全ての人を幸せにしたいが私の理念です。多くの人が関わり合って助け合いながら共同で街をつくっています。街づくりを通じて幸せを感じれる人生を築ければこれほど素敵な事はないです。皆さんと楽しみながらいい街をつくりたいと思ってます。そんな考えの私が街に関する事、面白い取り組みなどを発信していくブログです。どうぞよろしくお願いいたします。

【地域課題】第1回福山市地域コミュニティ推進懇談会

福山市地域コミュニティ推進懇談会

 

 

 

 

 昨日7月12日本庁3階大会議室にて地域コミュニティ推進懇談会が行われました。

市民局長も参加されて一緒にディスカッションを行われていました。

 

 

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事例紹介

 

はじめに事例紹介を聞かせていただきました。

 

現在地域活動はどこも停滞している状態ですが今後、災害が増えたり、人口が減少したりと、今以上に地域活動(地域での助け合い)の必要性は増してくると思う

 

地域活動に関わりだして疑問に思うことが出てきた

 

①親が関わっているので子供の世代が関わっていない
②引っ越してきた人に知らされていない
③頼みにくいので役員でやっている

 

なぜ地域活動に参加する人が少ないのか?

 

①必要性に気付いていない

②他人事になってる

③誰かぎやってくれる 依存型

 

巻き込んでいくには

 

 

①やる理由を明確にする

②『やらされる』のではなく『したい』にしていく

③仲間をつくる

 

 

 

ワークショップ

各グループA~Cに分かれてワークショップが行われました

事前にアンケートを取っていた二つのテーマで話し合われました。

 

 

3グループをいったり来たりしながら話をかいつまみながら聞いていたので、深くは話し合いの内容を把握できていませんが、それぞれのグループの話を聞きながら感じたことをまとめさせていただきます。

 

①より多くの人がやりがいをもって取り組める地域活動とは

 

 

 

やりがいは自分のためにはうまれない

人のためにやるからやりがいにつながる

 

この言葉にものすごく説得力を感じました。

 

私も常日頃、

人は自分のためには頑張れないけど

誰かのためには頑張れるといってます。

 

 

自分のために一生懸命やることはやりがいに繋がらない。

地域のため、相手のために(自主的でも、強制的でも)頑張った結果

相手から「あなたのおかげで助かった」などとほめてもらったり、認めてもらうと、うれしくなり、やってよかったとなると思います。

 

地域活動に関わる人が少なくなっているのは

役員だからやって当たり前

が活動の中で広まっていることが原因なのではと感じました。

 

そしてもう一つ、事例発表でもでた

地域の人に何をやっているのか伝わっていない

これも原因の一つだと感じました。

 

地域の人が無関心なのではなく、

ただ知らないだけのことが多いのではないか?

 

 

あと、歴史的なロマンを追う活動には、想いを共有できる人が集まって、とても楽しい活動になる

 

地域活動を盛り上げるポイントは

楽しい活動を増やすこと!!

 

楽しい活動を増やすためには、一部の人で話し合って決めたことを、やってもらう従来の地域活動ではなく、より多くの人が話し合いに参画して意見を出して、新しい取り組みを、参加者が主体になって作り上げる取り組みが増えれば楽しい活動に繋がっていくと思いました。

 

 

やりがいは最初からあるわけではない

やっていると湧いてくる

 

 奉仕の活動でやりがいはうまれる

最初からやりがいを持っている人は少ないが、きっかけがあり、参加し始めて、お手伝いのつもりで関わっていると中心的になってきて、一生懸命やっているうちに感謝されやりがいに繋がってくる。

 

 

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基本的に人と関わることは楽しい

 

大変だけど、いろいろな人と関り、活動をしていく事は楽しいこと

楽しい活動で、地域の活性化につながっていくのならとてもいいことだと感じました。

 

今の子供会は子供のためではなく、親が「忙しいから」「役を受けるのが嫌だから」と言って退会している現状があり、親のわがままで子供の成長の機会を奪っている

子ども主体ではなく、親が自分主体になっているのが今の現状

 

福山市内でも子供会がどんどんなくなってきているのは、親のわがままがまかり通っている表れだと感じました。

 

子どものための子供会なので、大人で企画して進めるのではなくて、

子供達に役をやってもらい企画をしてもらい、実際に運営するときに大人がサポートするような会にすれば面白いのではと感じました。

 

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②地域組織の声を聴くためには

 アンケートだったり、直接電話で意見を聞くなりする

 

 

活性化する仕組み作りが大切

まずはしっかり話を聞いて→課題を知る

聞いた内容、課題には→すぐに対応する

そして一番大切なのは、どんなことがあったのか発表会などをして情報を→発信

 

 

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櫻井先生のまとめ

 

①地域活動を知らない

我々のアプローチが弱い 伝える努力

 

②取り組む理由(何のために)

明確に作業に関わる

言葉にこだわり

 

③リーダー基準からその人基準

やりがいの基準は人それぞれ

 

1番楽なのはみんなに同じようにやってもらうのが楽

その人基準にしようとするとコーディネート力が必要になる

 

④知る 感謝する場面をつくる

 

必ず発表会をやる

 

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沢山の意見が出てとても楽しい勉強会でした。

 

この取り組みを多くの人に知ってもらい、

地域のことを想って遅くまで勉強して、

何とか地域を盛り上げて、

維持発展させていきたいと活動されている方が

こんなにいることを知ってもらいたいと思いました。

 

地域活動に関わるのに条件はありません

地域に住んでいる一人一人が、

自分たちの地域をいい街にしたいと想い

地域活動に参画してくだされば

その活動は広がり、楽しい活動になり

地域のお役に立てる喜びを地域の人たちと分かち合い

とてもいい街になっていくと思います。