福山市議会議員 田口ゆうじ コミュニティマーブル

関わる全ての人を幸せにしたいが私の理念です。多くの人が関わり合って助け合いながら共同で街をつくっています。街づくりを通じて幸せを感じれる人生を築ければこれほど素敵な事はないです。皆さんと楽しみながらいい街をつくりたいと思ってます。そんな考えの私が街に関する事、面白い取り組みなどを発信していくブログです。どうぞよろしくお願いいたします。

【まちづくりは課題を持ち寄るところから】これからの持続可能な地域づくりを考える

みなさんこんにちは

 

運びをあきらめない!

訊くをあきらめない!

叶えるをあきらめない!

 

あきらめの悪い男

田口ゆうじです。

 

 

 

今回は世界で活躍する建築家お二人とまたまた面白い話をしました。

 

地域づくりは

今までのやり方ではなく

お互いの課題を持ち寄って

支えあって解決していく

 

この考え方に

総論共鳴してもらいました

 

自治会の在り方も

今の時代に合わせた形に変えていく必要があると思いました

 

 

 

 

 

松永湾の今後について

松永には松永湾という素晴らしい湾があります

 

松永は塩と下駄のまちで全国に誇れる産業がありました

 

その塩田から出来た町が「松永」です

 

塩田の開拓が無ければ松永という街はありませんでした。

これはある程度ご年配の方は当たり前に知っていることですが

実は現在住んでいる人の大多数は知らない人が多くなりました

 

なぜなら、松永に住んでいる人のほとんどは

他のまちから移住してきた人がほとんどだからです。

 

 

本日朝あるいた南今津町も比較的最近に出来た町です

 

昨日あるいた高西町川尻も古くからの家がある中で新しい住宅もどんどん増えてきています。

 

話はかなり離れてしまいましたが、

松永湾は少し前まで

貯木場として使われていました

 

塩を製塩するための燃やす用の木材を東北の方から運んできて

まちなかをいかだを組んで入川(街中を流れる水路)を使って

松永湾に運んでいました

 

私が子供のころは(昭和52年生まれ)まだいかだを組んで船で入川に木材が停留している風景を見ていました。

 

小学校ぐらいになると

入川を使った木材の運搬はほとんどなくなっていました。

入川は水が引いている時に入って

「しおまねき」という片側の爪が大きいカニを捕まえたりしていました。

ヘドロがすごくて

ベトベトしていました。

子どものころ入川に入って遊んでいて

カキツボで足の親指を切って麻酔なしでたわしでごしごし傷口を洗われた記憶を鮮明に覚えてます。

 

なんかどんどん関係のない話になっていってます

 

そのあと

海外からの輸入材を保管する場所として松永湾は使われておりましたが

木材加工の事業を色々な企業が撤退する中で

貯木場としての役割を終えました

現在では松永湾に木材は浮いていない状態になっています

 

その松永湾をどのように活用するかの話をこれから

三好県議からの呼びかけで初めて行きたいと思っていました

 

現状をお話しながら

まちづくりの観点からも色々な意見を聞かせていただきました。

 

その流れで

現在の漁獲量が減ってきているのは

海の貧栄養化が原因なのか?

といった話も出ました

 

工業用化学排水などを海に流すなどのことで様々な問題が起こっていましたが

その流れで出来た規制で

有害な排水と同時に

下水から集まっている汚泥の処理も厳しきなり

綺麗になりすぎた水が海に流れることによって

プランクトンが発生しにくい貧栄養化がすすんできたのではといった

話もよく聞きます

 

その辺の現状は福山大学には海洋生物学があり

実態を調査しているはずなので

その辺を大学の中で聞いてもらう事になりました

 

それと同時に

東北の養殖業者が養殖を進めるために

海の栄養を増やす取り組みのために

里山の整備をしているといった話も出てきました

山からのミネラル分がどんどん海に流れることによって

微生物が発生する環境が保たれていたということも

あると思います

自然と協調してくらしていた昔の生活は

本当によく考えられた生活スタイルだったと感じました

 

まちづくりは課題を持ち寄るところから

 

色々なことを書いていたら

テーマになかなかたどり着かないので

ここで無理やり

テーマに戻します

 

まちづくりは課題を持ち寄るところからについて

 

現在の生活スタイルは

核家族化が進んで

経済的にも余裕がないため

共働きになっている家庭が

あたりまえになっています

 

そのため

気持ちに余裕のない家庭環境で

子ども達は育っているのではないかと感じます

 

子ども達は多くの経験を

柔軟に吸収して

発想力や、経験を積みます

しかし、共働きで時間に余裕がないので

子ども会から脱退する家庭はどんどん増えてい行っています

 

自治会の方はどうでしょうか?

昔は自治会に加入することが当たり前でした

現在でも自治会加入率が高い地域は

昔ながらの人が多く住んでいる地域で

新たによそのまちから引っ越してきた方のみで出来ている

新しい団地に住まわれている方は

自治会に加入していないところも多いのではないでしょうか?

 

なぜそうなるのか?といいますと

単純に自治会に入ると

自治会費を払わないといけない

役が回ってくる

自治会に入らなくても生活に困らない

などなどだと思います。

 

どうすれば自治会に、または子供会に関わってくれるのでしょうか

 

そこで提案したのは

そこに入ることによるメリットが明確であることです

 

それではそれぞれの課題を出してみます

 

これは憶測なので外れているかもしれませんが

課題解決には

仮定をしっかり出すことも重要な要素です

 

共働きの子育て世帯の課題は

子どもを預かってくれる場所が無い

親と同居をしている家では

子どもを親が見てくれていたのですが

核家族化で親とは離れた場所で暮らしている人は

なかなか預かってくれる環境にないので

預かってくれる施設に預けたいと思います

しかし、施設整備も、人員の制約があり

預かってくれる場所が無いのです

しかも、同居していたら普通に面倒を親が見てくれていたのかもしれませんが

別居していると

親としても

速く連れて帰ってくれと思っていると思います

子どもの面倒を見る負担は子供の成長とともに

大きくなっていきます

 

そんな感じで預かってもらいにくくなってきます

 

 

そこの課題を

地域の年配の方が見てくれる環境があったらどうでしょうか

その地域の預かってくれる場所は町内会に入っていないと受けれないサービスだったら

町内会に入会したい家庭は増えると思いませんか?

 

 

しかし、それをやると地域の年配の方の負担が増えるのでは、、、

 

当然そうですが、地域としての課題は

地域行事に地域の若い人が参加してくれない

自治会の役員の高齢化

年金受給がずれてくることにより定年がどんどん先になってくる

等の理由で

町内の溝掃除、草刈りなどの労働を行う人手が確保出来なくなってきます

 

しかし、この子供を預かってくれる組織が出来たとしてそこに預けている若い世代の親たちは、仕事の休みの日で自分に出来ることであれば

日頃の子育て支援に感謝して手伝いたいと思うようになると思いませんか?

 

これこそ現代の時代に合った持続可能な地域コミュニティのあり方だと

思いました

 

本日の話の中でも

みなさん共感してくれました

 

やらされている現在の自治会活動よりも

自発的に関わりたい

役に立ってうれしい

みんなで協力しあう地域

 

むかしの村社会では当たり前だった考え方ですが

現代風にアレンジして仕組みが出来れば

 

これは実現可能な取り組みではないだろうかと私は思っています

 

これが出来れば

みんなが関わり合い

子どもの地域の中で育てられ

昔みたいに

おじいちゃんおばあちゃんが

あの子はどこどこの子だよって顔がわかるような

治安もすこぶるよくなる地域になるのではないでしょうか

 

今は変な犯罪が増えてきているので

過剰に個人情報を隠そうとして

逆にあそこ家に住んでる人は話もしたことがない

みたいな状態になっているのではないでしょうか

 

みなさんのご意見をぜひ聞かせてください