福山市議会議員 田口ゆうじ コミュニティマーブル

関わる全ての人を幸せにしたいが私の理念です。多くの人が関わり合って助け合いながら共同で街をつくっています。街づくりを通じて幸せを感じれる人生を築ければこれほど素敵な事はないです。皆さんと楽しみながらいい街をつくりたいと思ってます。そんな考えの私が街に関する事、面白い取り組みなどを発信していくブログです。どうぞよろしくお願いいたします。

【地域課題について】土木常設員について 2021年12月時点での認識

皆様こんにちは

運ぶをあきらめない!

訊くをあきらめない!

叶えるをあきらめない!

あきらめの悪い男

福山市議会議員の田口ゆうじです。

 

 

今日は土木常設員制度について考えてみたいと思います。

 

 

 

いつかはYouTube動画でもつくりたいと思っていましたが

土木常設員というのは福山独自?のものらしいです。

(まだあまり調べられていないのではっきり断言できませんが、、、)

 

だから皆さんにとってはなじみのない言葉なのかもしれません

 

土木常設員とは

福山市では条例でこのように定めています

 

福山市土木常設員設置規則

 

各地域にはそれぞれ担当の土木常設員がいます。

 

でも、それってあまり地域の人には知られていなかったりします。

 

 

私は市議会議員をしていて、また、市議会議員になる前によく聞いたのは

 

「議員の仕事は道路を水路をなおすこと」みたいな感じです。

しかし、実際は福山市の場合は

道路をなおすことも

水路の維持管理も

市の仕事で

地域の現状を伝えるのは

それぞれの地域にいる

土木常設員です

 

議員はただ関わって

スムーズに進むように調整するだけです。

 

だから、議員の中でも

「私がこの道をなおしました!」

「私がここの仕事をやりました!」

というのは実際には正しくなくて

私はここの仕事に関わっていたのは間違いではないけど

実際には担当の土木常設員さんと市役所の担当課の職員さんが

しっかり優先順位を決めて

重要個所をとにかく早く

工事が進むように調整してくれている

ということです。

 

担当土木常設員さんから

「前から打ち合わせをしている件がなかなか進まないので、

様子を聞いてみてくれないか?」と言われて進むことはありますが

そのことについても

「私がやりました」と思ったことはありません

 

だから

議員でこの道は「私がやりました」みたいなことを書く人は

まわりに支えられていることに感謝出来ていないのかなと

少し思ったりしますが

それぞれのやり方があるので

支援者が喜んでくれる報告をすることは

大事なことだと思います。

 

土木常設員が知られていない

 

私が一番問題だと思っているのは

地域の人に、土木常設員の事が知られていない

または、誰が土木常設員をしているのかが知られていない

事です。

 

 

そして、土木常設を受けている人に

色々厳しい要望を投げている状態があり

土木常設員のモチベーションが下がっている地域が多い

事だと思います。

 

行政としては、広い地域全体の課題を把握するのは困難なので

それぞれの地域に地域の要望を聞く常設員を置くことは必要だと思いますが

全地域に常設さんはいるわけではないので

実際には二つ、三つの地域を一人の担当者が対応するような形になっています。

 

当然、常設員さんが住んでいる地域はよくわかりますが

隣町でも、地域が違えば状況は全くわからない

人のつながりが薄いので情報が入ってこない

結局幅広く課題解決につながっていない

これが現状です。