松永地域で活動していながら、
お恥ずかしいですが、はじめて大成館中学校へ見学に行きました。
正門を入ると大きく学校の目標が掲げられておりました!
体育館には今年度の生徒会スローガンが掲げられておりました。
授業風景
学校の中での撮影は気を使いますが、生徒の顔が映らないように配慮して撮影をしております。
今回は無理を言って授業風景も見学させていただきました。
中学校を卒業して以来の中学校なので、なかなか比較が難しいですがどの教室もいい雰囲気で授業が行われていました。
廊下に掲示してある作品
各階の廊下などに掲示されているそれぞれの学年の取組がとても面白いと思いました。
こちらは言葉研究レポートです。
こういった作品の中に個々の考え方や、気になっていることなどが表れているのだと感じました。
こちらの作品もとても面白かったです。
清少納言になりきって、自分の気持ちを清少納言風に表現していました。
それぞれ、よく文章が書けていてびっくりしました。
感じたことを言葉で表現する力がすごいと思いました。
感性が磨かれる良い取り組みだと感じました。
こちらは夏休みの課題で朝食をつくる取組です。
まるで料理の本にのっているかのような綺麗な出来栄えでした。
校長先生曰く、少しでも、毎朝朝食を準備してくれているお母さんの気持ちが分かってもらえれば、と言われていました。
校長先生との話
校長先生に状況をいろいろ説明していただきました。
現在西部地区小中一貫教育についての話し合う場が設けられており、
松永地域の3つの中学校区の小学校も含めた教員が集まって研修を行っているようです。
どこの学校でも大きな課題としては不登校の問題があるみたいです。
スクールサポータ(警察との連携)のことや、メンタルなどのフォローをしてくれるSCのことを教えていただきました。
働き方改革で教員も時間的に出来ることが限られる中、想いをもって教育活動を取り組まれているなと、校長先生の熱い想いが伝わりました。
相談室といったものもあり、教室で授業が受けられない子供が、ネットワークを使って、授業に参加できる個別の部屋もあるそうです。
タブレットが支給されて、いい面としては、そういった休んだ子も授業に参加できる仕組みがある一方で、文章などをネットで引っぱってきてコピぺが出来てしまうことで、文章力が身につかないなどの弊害もあることが分かりました。
放課後のクラブ活動
17時には学校が終わるので見学させていただいた日は20分程度でしたが、多くの生徒がグランドや体育館に集まってクラブ活動を行っていました。
中学校のグランドにはなぜ夜間照明がないのか?疑問に思いました。
下校時の挨拶運動
帰りは生徒会のメンバーと部活の担当者による挨拶運動が行われていました。
コミュニケーションの第一歩!
みんな誰でも得意不得意がありますが、挨拶は誰にでも出来て、社会に出た後もスムーズな人間関係を築くためにとても大事なスキルだと思ってます。
挨拶が元気に出来るだけで、周りに愛され、かわいがられる。
とてもいい取り組みだと感心しました。
その他
丁度、小学生の児童の保護者が学校の見学に来られていました。
学校に来られた時に大成館中学校に上がる坂道で、すれ違う生徒が立ち止まってお辞儀をする姿を見て感動しましたと言われていました。
校長先生のお話でもありましたが、大成館中学校の伝統で昔から行われている伝統だといわれていました。
もう一つ、大成館ではミュージカルも伝統的に引き継いでこられていたそうですが、近年コロナ禍で歌を歌うことが難しくなり、出来ていないそうです。
今回初めて中学校を見学させてもらいましたが、とても勉強になりました。
次回は母校の松永中学校や精華中学校にも行ってみたいと思いました。