福山大学で地元のい草づくりを残していこうと、い草づくりをされているとのお話を聞き、作業を手伝いに行ってきます
本郷町でい草刈り取り作業と泥染め、乾燥前の作業を手伝わせて頂きました。
福山大学の佐藤先生と佐野商店の佐野社長様に色々教えて頂きました。
東京大学の田上先生も気さくで素晴らしい方でした
作業の解説
乾燥機に詰め込む作業
BOXの隙間をなくすために下や横にシートで蓋をした後に重しをしっかり乗せていきました。
粉塵がすごくて過酷な環境でした。
泥で化粧をしたい草を運んできた場面
泥をつけることによって乾燥させたときに均一な色具合になるとの事でした。
本郷町の田んぼでのい草づくり
1反
機械でい草を刈っていくのですが一回に2列のい草を刈れます。
大体こちらの田んぼで6列刈れば台車がいっぱいになる感じでした。
刈り取る部分に2本のシャフトがあって、回転することでい草を立てらせて刈り取っていく感じです。
刈り取って束にしながら機械でひもまでくくってくれてそれを綺麗に台車に並べるといった作業です。
手伝いに来ていた方は和歌山の畳屋さんと言っていました。
現在の販売先
今は畳の販売先は神社仏閣がメインになってきているという事です。
畳表の歴史
元々は原田の方から始まったい草づくりを金江、藤江の人に教えてあげたと話を聞きました。
歴史的には水野勝成公が入封された時には備後畳表もあったように思っていましたが、しっかり調べてみる必要がありそうです。